Clip Studio
このクラスでは 2点の作品を作ります。
作品1点につき制作にかかる時間の目安は8時間〜30時間(作品は現時点でのイメージです。クラスで実際に描く作品は異なる場合がありますのでご了承ください)です。
バストアップイラスト
キャラクター入り背景イラスト
こんなことを学びます
パッと見たときに印象に残る、絵作りのコツを学ぶイラスト講座
SNSやインターネットが普及して、トレンドの変化が激しい今の時代。そんな時代でも揺るがない「自分らしい絵柄」とは何でしょうか。その見つけ方、評価のされ方、絵の見せ方に悩んでいませんか?
このクラスでは自分の好きなものを発見し、それを絵に取り入れるの大切さや雰囲気の作り方など、ここでしか学べないノウハウをお教えします。
STEP1. シンプルな構図でもパッと映える絵の作り方
クラスメイトのみなさんと一番最初に描く作品は、バストアップ構図の絵です。初回のレッスンでは、私がイラストを描く時のプロセスについてお話しします。その次は作品のモチーフ探しからそれを組み合わせる方法、人間の視線誘導を意識した構図の作り方を学びます。バストアップ作品で一番重要となる人物の線画、そしてキャラクターの魅力を引き立たせる輪郭(小物)の描き方を、線の太さやタッチを変えながら、絵の完成を目指します。
STEP2. パッと見た時の印象を決める色とテクスチャーの使い方
作品のイメージ、つまりキャラクターの気持ちを決める色の使い方とはなんでしょうか。まずは、私の作品を参考例にして、雰囲気によって使う色の仕方をレクチャーします。また、私がよく使うブラシも紹介しますので、ここで作品の下塗りから背景を塗っていきます。
さらに、作品の雰囲気をプラスするテクスチャーの使い方も説明します。テクスチャーのありなしで変わるイラストの雰囲気の違いや、おすすめブラシとそれの使い方について説明したあとは、いよいよ1枚目の作品の完成です。
STEP3. キャラクター入り背景の構図でもパッと映える絵の作り方
バストアップ作品を作る時に学んだ知識は、次のキャラクター入り背景イラスト制作にも活かせます。ここでは、イラストにアイテムを追加して、さらに人の視線を奪う作品作りの方法について説明します。また、背景とメインキャラクターそれぞれの線画を描く時の注意事項、引きの画面を目立たせる線画の描き方、漫画的表現を引用した線画の描き方までレベルアップした内容もお教えします。
次は、今回の作品のテーマとなる色を決め、着色に入ります。覚えておくといいレイヤー機能についても説明しますので、みなさんのイラスト力をもう一段階、アップさせてみませんか?
BONUS. これからも絵を描き続けるために
このクラスに興味がある方の中には、絵を趣味にしたい、または本職にしたいのを目標にしている方が多いと思います。今後、イラストを描き続けるためのコツとして、私自身が気づいたことをお伝えします。
レッスンの後半ではあなたがあなたの好きなものを見つけて描くことの尊さ、それがどれだけ素晴らしいかを伝えたいので「自分の好きなものに自信を持てる」ようになればいいなと思います。
彩度低めのイラストの配色の中にアピールしたいものを魅せるやり方、ぱっと見たときにコンセプトがわかる絵作り視線の誘導。空気感の出し方などが特徴的なのかなと自負しております。自分の得意な表現と照らし合わせて一緒に描いていきましょう!
【使用プログラム】
■ クラスで活用するClip Studioアプリは有料です。
■ 円滑に受講いただくために、必須のプログラムです。
■ ソフトは個別にご購入ください。なお、購入して準備したにも関わらずクラスが開講しなかったなど、Clip Studioアプリ購入に対する負担は一切負いません。
カリキュラム
クリエイター紹介
木野花ヒランコ
現)フリーランスイラストレーター
2022年 ILLUSTRATION2022掲載
- 株式会社シンカー 花譜シリーズ公式ファンアートやカバーイラスト
- ソーシャルゲームうたわれるものアイテムとしてのコラボイラスト
- Ubisoft「レインボーシックスシージ」新キャラAZAMIの公式ファンアート日本人として初コミックカバーイラストを制作、その後リレー応援イラストとして別途1枚制作
- ニーアリィンカーネーション1周年記念公式ファンアート&コンテスト特別賞として吉田賞を受賞
Q. 木野花ヒランコさんは普段、どのような活動をされてますか?簡単に自己紹介をお願いします。
A. 現フリーランスイラストレーター、フリーランスになる前は京都精華大学キャラクターデザインコースを病気で2017年に中退。そこから療養するも、2019年に単身東京に来て、絵描きとして生きています。友人達に恵まれて周りに助けられながら今もフリーランスとして生きています。
Q. これまでの経験や実績について教えてください。
A. 愛媛県出身。京都精華大学中退し、そこから株式会社ACGラボにて個展「頭の中の戦争」を展示しました。また講談社キックスターターのコラボ企画のコンテストにてBest Creative賞を受賞しました。
Q. 先生はどのようなきっかけでデジタルイラストを始められましたか?
イラストを描くのがたまたま好きだったし、自然と知識を広げることが多かったのでモチーフとしても好きでした。また血の色やグレイッシュ(低彩度)の配色などが好きなので、本当に好きなことを好きなだけやっているところです。
Q. CLASS101でオンラインクラスを開講した理由は何ですか?
誰かに教える、自分の技術、考え方を言語化するのは自分にとっても必要な作業であり、教職にも憧れがあったのも一因として、また培った経験やアドバイスを一人でも、誰かが一歩を踏み出すきっかけにしてほしいとずっと思っていたので、断る理由はありませんでした。
Q. クラスを企画するときに最も力を入れたポイントは何ですか?どのような方々にこのクラスをおすすめしますか?
ときには顔を思いっきり描いてもいい、背景もなくてもいい。自分の好きなものを伝える手段は中途半端なやり方より凝ったやり方か、とことん切り落としてシンプルにしたものが良いというのを伝えたいポイントとして入れました。自分の好きなものを描くことに自信がない人、受け入れられないのではないか絵を何らかの理由で描くのに苦手意識がついてしまった人に見てほしいです。何か刺激になれるように授業やメッセージを込めていきたいです。
Q. このクラスを通して受講生の方々にどのような経験をしてほしいと思いますか?
絵はどんな表現でも、その人がやりたいことを打ち込んだものには、ちゃんと情熱がこもり、作品として良い雰囲気のものになるということを経験してほしいです。
Q. 受講生の方々に一言お願いします!
最初の一歩と自分が思い描く理想の自分になるまではとてもしんどいことが多いです。ですがそれを乗り越えた経験を是非、一度でもいいから味わって欲しいです。好きなものを好きなように描いていると、認めてくれる人は必ずどこかに居ます。このクラスを受講して、私と一緒に頑張りましょう!
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