クラスについて
GUIデザインの基本原則から実践的なノウハウまで
基本的な GUI スキルを学んで、GUI 設計の第一歩を踏み出しましょう。
GUI デザインは、デジタルデバイス画面上のグラフィック要素を通じてサービスコンテンツを配信したり、ユーザーとコミュニケーションしたりするためのガイドのような役割を果たします。やります。美術館で同じ絵を見ても、どんな先生に出会うかによって、美術館での体験は変わるかもしれません。アプリのデザインについても同じことが言えます。
同じコンテンツを持っていても、親しみやすいアプリだったり、楽しく感じさせてくれるアプリだったり、合理的で客観的なアプリだったりと、同じことを話しても人によって感じる気持ちは違います。このような感じを出すのがGUIデザイナーの役割です。一番基本的なのは使い勝手ですが、ポジティブな感性が出て、良いイメージがユーザーの記憶に残ります。これはGUIデザイナーにしかできないことだと思います。
ユーザーの認知特性を理解したロジカルなデザインも重要ですが、ブランドアイデンティティを明確にし、感情的な体験を伝える役割も果たします。そのため、GUI デザイナーには、合理的かつ感情的な視覚表現能力の両方が必要です。
このクラスは初心者を対象としているため、GUI 設計に必要な基本原則とプロセスを段階的に見ていきます。コンセプトを作成し、それを視覚的に実装する練習を積むことで、アプリデザインの代表的な画面を自分で作成する能力を養うことができます。
対象となる参加者
- 卒業後にGUIデザインをしたい求職者
- GUIデザイナーとしてキャリアアップしたい現在のデザイナー
- GUIデザインを試してみたいけど、どこから始めたらいいか迷っているデザイン初心者
プレコースメモ
- このクラスには、Figmaを使った実践的な演習が含まれます。
- Pygma ツールの使い方については触れていませんので、基本的な使い方を学んでください。
このクラスが特別な理由
4 段階のコアプロセスで GUI デザインについてすべて学ぶ
❶ GUI のコンセプトとワークフロー
まず、GUI の概念とプロセスを見てみましょう。GUIとは何か、UXやUIとどう違うのか、GUI作業の順序と義務について調べてみます。
❷ GUI デザインプロジェクト計画
次に、GUI 設計計画を見てみましょう。プランニングというと、UXの役割と考えることができます。ただし、ビジュアル領域に関しては、GUI 設計者が計画と実装の両方を主導する必要があります。ビジュアル要素を計画して概念化し、独自のプロジェクトを開始する方法を学びましょう。
❸ プロトタイピングツールを使用した実装手順
実際のGUI画面を実装してみます。ただし、これはプロトタイピングツールを扱うクラスではないので、基本的なプロトタイピングツールの使い方を学んでおくとよいでしょう。技術的な側面よりも、コンセプトを視覚的に実装し、GUIデザインの基礎とロジックを作成する方法を扱います。
❹ デザインとしてキャリアパスを完成させよう
最後に、デザインのキャリアに向けた準備についてお話し、授業を締めくくります。
皆さん、授業中
以下の例を作成できます。
- ポジションマップによるデザインの方向性の表現
- ムードボードと GUI のコンセプトプランニング
- 代表的な画面デザイン
- デザインスタイルガイドラインの作成
美学と使いやすさという2つの目標に向けて、
サービスに合った、ユーザーにピッタリなGUIをデザインできること
授業でお手伝いします。
GUIデザインのための市場調査から、コンセプト図面、デザインプランニング、実際の実装まで、デザインプロセス全体を短時間で楽しめるようにクラスを作成しました。GUIデザイナーになる準備をしている求職者や、GUIデザインに挑戦したい非専攻の方、新しい分野に仕事の幅を広げたいと思っているデザイナーにとって、有意義な時間になると思います。
カリキュラム
クリエイター紹介
Yull
こんにちは、
デザイナーのユールです。
私はフリーランスのデザイナーで、GUIデザインから始めて、UX全般に関するデザイン業務を行っています。また、デザイン研究者としてUXデザイン方法論を研究しています。現在、大学でもUX/UIデザインを教えています。
私がGUIデザイナーとして社会生活を始めたとき、UIの概念が理解され始めたばかりだったので、私の職務は明確ではありませんでした。そのため、GUIデザインの仕事と同時にグラフィック関連の仕事も引き受けなければならず、当時はクレームも多かったのですが、振り返ってみると、これらの経験が私の仕事の幅を広げ、現在までデザインを続けることができた土台になったと感じています。
電機会社、クレジットカード会社、スタートアップを巡りながら、スマートフォン、家電、キオスク、金融サービスアプリなど、さまざまなプラットフォームに出くわしてきました。大企業からスタートアップまで、大小さまざまな組織を経験しながら、組織生活、コミュニケーションスキル、キャリアマネジメントなど、仕事に必要なデザイン以外のコンピテンシーを身に付けることができました。また、デザインの講義では、学生が直面している困難や補うべき分野など、将来のデザイナーの不満やニーズを特定することができました。
この授業では、これまでビジネスで得た実務経験や、デザイン理論の研究を通して学んだこと、学生との授業で感じたことをまとめました。このクラスが、GUIデザイナーとしての成長をさらに一歩進めるのに役立つことを願っています。
[歴史]
- 延世大学大学院コミュニケーション学研究科の現職博士課程在籍者、フリーランスデザイナー
- 元) サムスン電子のGUIデザイナー
- 元) LG エレクトロニクス UX デザイナー
- 元) ヒュンダイカード UI デザイナー
- 全員) 延世大学情報デザインコース、清州大学UIデザイン、インタラクティブデザインコースを受講しました
- 元) 慶仁女子大学広告デザイン助教授 (専門科目:UX/UIデザイン)
- 漢陽大学工業デザイン学士
- 延世大学コミュニケーションデザイン修士
- 延世大学視覚芸術博士課程 (修了)